地上波デジタル放送対応TV配るのはB-CASやめてからでしょ。

 デジタル放送対応TVを配れと言う前に、B-CASやめたらどうだろう。
 チューナーを買ってきたらすぐに使えるようになるし、B-CASのコストも浮く。今だって、TVにもHDDレコーダーにもB-CAS。パソコンにチューナーかったらB-CAS。ハードだけでなく、管理も考えると結構なコストになってるだろう。
 NHKやスカパーとかの有料放送にB-CASがいるのは当然だ。だから、B-CASに対応してないチューナーは有料放送視聴が出来ず、無料放送しか見れないことになるだろう。でも、私が追加で購入するとすれば、無料放送しか見れないチューナーで充分。そういう選択もあることは大切なことではないだろうか。

 政府が配布したTVでB-CASが潤うのは、なんだか奇妙な気分だし、個人情報だって株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズという1会社がたっぷり入手できることになる。

「経済弱者に地デジTV配布を」民放連会長

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090319/biz0903191849011-n1.htm

 民放連の広瀬道貞会長(テレビ朝日相談役)は19日会見し、平成23年7月のテレビ地上波の完全デジタル化に向けた対応機器の普及について「悪乗りするわけではないが、景気浮揚に活用すべきだ」とし、経済的弱者に20インチ程度のテレビの配布を、政府が検討すべきとの考えを示した。

テレビでは論じられない B-CAS タブーってなに

http://japan.internet.com/busnews/20080326/17.html

このように放送業界、受信機メーカーの思惑や権利が絡んでいるため、様々な批判がありながらも B-CAS について議論されることが少ないという現状が生まれています。

B-CAS独禁法違反である

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e3b44ae168cda176cb937bf809bfe8ec

ダビング10の是非論」とか「落としどころ」とかいう話にはまりこむと、この話はデッドロックになる。この泥沼は10年前のボタンの掛け違えから始まっており、それをいくら掛けなおしてみても、同じことの繰り返しになるからだ。そもそもなぜ無料放送にCASがついているのかという根本的な問題から問い直し、これまでの経緯をいったんリセットしたほうがいい。

B-CAS」がなくなると本当にうれしいか?

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080903/157395/

 建前にこだわった法律でアングラ市場の隆盛を手助けするのは,あまりにも社会的コストが高すぎる。そんなことくらい禁酒法の時代から分かっていると思うんですが。