クオリア

 茂木健一郎の本を読んだ。
 ゲーム脳の件とかで気になったので、たまたま空港で手に取った本だった。
 いや、はまりそう。

 高校生のころに、はまった岸田秀とも重なり、ちょっと追っかけてみようと思った。共同幻想論というか、唯幻論はいささか乱暴な感じはするが、ものの考え方としてとてもユニークだったし、創造性を感じさせるものであった。つまり、目の前のは幻想だぞと見てみると、見えないものが見えてくる時がある。その点で岸田秀の考え方と言うのは、今でも影響を受けていると感じている。(稚拙かな・・・やはり)

 とにかく、クオリアを通じて、何が見えてくるのか分からないけれども、何か琴線に触れた気がした。久しぶりの体験だ。